飲む小樽だし「鰊」

2つのパウチ 版画部分 パウチの正面

ほんの少し暖かくなった春の訪れとともに、ニシンの群れが産卵のために海岸に押し寄せ、海水を乳白色に染める「群来(くき)」。その優しい白色が広がる海面を見ると、つい濁り湯の温泉を思い浮かべてしまうのは、私だけだろうか。

冬の厳しい日本海を耐え忍び、ようやく温かな湯に身を委ねるニシン。温もりに包まれ、ひとときの贅沢を満喫する姿が目に浮かぶ。寒さから解放された彼らのホッとした安堵の表情、ほぐれる身、滲む出汁…。
そんな「ニシン」と「温泉」を結びつけた、ちょっと特別な商品、飲む小樽だし「鰊」。

旅館に泊まり、温泉に浸かって「あ゙ぁ〜」と大きなため息が漏れるように、温かい出汁を飲んで「あ゙ぁ〜」と満足と安堵の唸りをあげてほしい。小樽の温泉旅館の一室で、ルームサービスのお茶として提供されていてもいいのではないだろうかと、勝手な妄想が膨らむ。

  • ディレクション: 鈴屋仁/鈴屋一
  • イラスト: 鈴屋仁
  • 版画: 鈴屋一/鈴屋仁
  • コピー: 鈴屋一
  • 作字: 鈴屋仁/鈴屋一
  • デザイン: 鈴屋仁/鈴屋一

Contact

“作りたいモノ”ではなく、
“実現したいコト”を教えてください。

誰かのマネや憧れでは、価値や魅力は伝わりません。
見た目を整えるだけでなく、伝えたい内容まで可視化することが、デザイナーの役割です。

なぜデザインが必要で、どのような変化を望むのかを、気兼ねなくお聞かせください。